Joinny開発ブログ

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<若者たちの代弁シリーズ❶>今まで上司に一番言われて嫌だった言葉は…?

こんにちは!Joinny代表の森です。

久しぶりすぎるブログです。

 

何をやっていたかというと、今年の2月から、「従業員さん(主に若手)向けのチャットメンタリングサービス」にピボットして販売スタートしました。

お客さんも着々と増え、ほとんどが東京以外の企業様なのでしばし北へ南へ奔走しておりました。ともあれ、導入後は、チャットでの対応ですのでメンター陣はみなさん、リモートで対応しております。

 

その中で、日々、経営者の方や現場のマネージャーから「特に若手世代への接し方がわからない」「楽しそうに働いてるなーと思っていたら突然辞めちゃった」など、とお悩みを聞きます。

 

ということで、経営者としてはお客様の方が大先輩のことばかりなのですが、ワカモノと長い間接し続けている立場として「若者たちの代弁」ということにじわじわとミッションを感じて、続かなかったブログを再起しようとテーマ設定してみました!

 

第1回目は、お仕事の関係で出会った新卒入社2年目(女性、金融)のお話です。 

とにかく2年目とは思えないほど、理論整然としていらっしゃる。

 

スマートな感じで、ビシッとスーツもきこなす彼女は、客先(弊社)の業務理解もほぼパーフェクト、本当に非の打ち所がないタイプ。

Joinnyのサービス内容を知ってだと思うが、話しているうちに、以前、精神的に仕事で病んでしまったことがあるということがチラッと出た。

 

そんな彼女に、

「ちなみに、今まで上司に言われたことの中で一番残念だったのは?」と聞いたところ

 

「仕事でうまくいかないことがあって、上司に相談したら、”気合いで頑張ればうまくいくよ”と言われたことです。」

 

と言ってました。

精神論っていうやつですね。

きっと上司も励まそうと思っておっしゃったんだと思うんです。

「気合いだー!」ってエールを送ったつもりだったんでしょう。

ちなみに私はこれを言われても、「**さん(上司)って体育会系だからなー」と

相談する相手間違えたわ、とスルーして終わります。

比較対象としてふさわしくないですね、すみません。

 

で、もう少し突っ込んで聞いてみました。

森「どうして欲しかった?!」

若「やり方を変えないとうまくいかないと思ったので、他のやり方を一緒に考えて欲しかったんです」

森「なるほどねー。それをしてくれたらベストですよね。でも、”気合い”って言葉がそこまでネガティブなのはどうして??」

 

若「気合いで頑張るって、ある程度成功体験のある人の方法だと思うんですよ」

森「(心の声:なるほど!!そして、この子の認知力すごいな!!)」

若「気合いは、成功体験の上に積み上げるものな気がします。繰り返し同じことを頑張るっていうか。まだ社歴も浅いうちは、自分の成功体験なんてないんです。だからなんか違うっていうか・・・」

 

正直、思いもしなかった答えが返ってきたなと思ったのですが、

すごく納得してしまいました。

 

私も若者のことを理解しているとはいえ、

自分が入社2年目だった日々の心のリアルをありありとは思い出せません。

ただ、共通点の一筋が見える気がしました。

 

 

皆さんと彼らのよき伴走者となるために。

過敏になるのではなく、彼らの価値観をまず理解するために参考になればと思います。