高校生エンジニアtento.techくんたちの生態取材
Joinnyのフロント開発をしてもらっているreizouくん(高3)率いる「tento.tech」の取材に!やってきたのは南浦和のプログラミングスクール「TENTO」。
▼Reizouくんはコードネームで本名はコチラ。
「tento.tech」は、テントの中でプログラミングをする高校生チームだ。
▲激しく楽しそうなメンバー。話している内容はJoinnyのコードについて…。
取材したこの日は、テントではなく南浦和のTENTOの一室。リーダーのreizouくんはこのTENTOの出身者なのですが、高校生になってからは塾には通わず、部屋の一角をtento.techのタマリバとして土曜日に借りて活動しているそうだ。なんと心の広い社長さん…。
では、ここから本題の生態調査へ…。
ープログラミングと最初に出会ったのは?!
「LEGO社が販売しているmind stormsっていうロボットプログラミングを一緒にやろうとトモキから小学生の時に誘われたのが最初ですね」
(mindstorms、5万もする!)
当時、自分のパソコンも持っていなかったが、さいたま市の科学館のパソコンを使わせてもらい数ヶ月でmind storimsの埼玉県大会で優勝!これがreizouくんの最初のプログラミングとの出会いだ。
県大会では、レイゾウくんがロボットの(物理的な)組み立て、トモキくんがプログラミングを担当。そこでは優勝したものの、品川区の夢の島で開かれた全国大会では惨敗したそうだ。
ー惨敗してもっと出来るようになりたいと思った?
「プログラミングを出来るようになりたいっていう思いはあったんですが、何からやっていいか分からなくて。それで母親に相談したら当時同じ会社で働いていた竹林さん(現TENTO塾の社長さん)に話してくれて。竹林さんが、1年間くらい教えてくれてました。TENTOができた当初は当日メールで場所の連絡が来るような感じで(笑)みんな、行ったのに今日は場所が違うっていうこともありました。その後、竹林さんは会社を辞めてTENTO塾を本格的に展開することになったんです」
ーreizouくんがそのキッカケになった生徒1号だったわけね!
「はい。それに一緒にTENTOに行っていたトモキくんはその頃不登校だったのですが、TENTOがある時だけ家から出られるようになったんです」
ーそこから数年経って、高2で自分たちのプログラミングチーム”tento.tech”をつくることになった経緯は?
「なんか良く分からないんですけど、TENTOを潰そうと思ったんですよね(笑)色んな気持ちがあって自分たちでチームつくりたいとか、独立したいとか。とにかく高校生でプログラミングやっている人達と繋がりたいっていうのが一番でした」
ー”tento.tech”をつくって良かったことは?
「こいつらと出会えたことですね。ソウスケなんかはtento.techのサイトから問い合わせで入って来たんです。Twitterで仲間を募って、メンバーは20人位います」
ー土曜日はここにだいたい集まるの?
「そうですね、TENTOの机を(塾に通っていないのに)1つ解放してもらっていてみんなで集まって1日中しゃべってます。」
ーreizouくんって、バイトのこと「仕事」って言っているけど、働くってどんな感じ?
「とにかく自分の身になることをしたいです。ラーメン屋でバイトしてもラーメンつくれるようにならないし。ただ時間を売るだけのことはしたくないって思います。」
そう彼らの中で高校生から社会参画がはじまっている。
ー土曜以外はどんな感じで連絡とってるの?
「TwitterとSlackですね」
バイト先、tento.techや学校のクラスなど、reizouくんは7つのSlackに入っていた。
我がJoinnyのCSSが冗長すぎるというreizouくんのひと言に全員画面を見るの巻。
南浦和まで千葉から来たメンバーもいて、普段はまるでリモートワークのようなスタイルで会話をしつつ、週に1度は集まる。
好きなことや共通項があれば、場所や学校を越えて仲間と出会えるし切磋琢磨できる。そんなライフスタイルだったり、自分たちの居心地のいい環境を、彼らは無邪気に自然に創っている。
野外のテントでプログラミングするイベントを夏に企画中だそうだ。