Joinny開発ブログ

才能を引き出すポート人材育成サービスJoinnyの開発ブログ

新卒でもダイレクトリクルーティング採用を始めている企業のもう一つの理由

Joinnyを開発する上で、人事の担当の方にヒアリングをさせてもらっている。その中で特にIT系の上場会社で「うちは、新卒もダイレクトリクルーティングをしています」とか、表現の違いとして、「新卒も、ヘッドハンティングしています」という話を聞くようになった。

 

もちろん、「優秀な人は一括採用だと採用できない」ことがMUST理由だが、ではここ数年でダイレクトリクルーティングがCANになって動き始めた理由を掘り下げてみた。

もう一つの背景としては、一括採用の巨大勢力でありプラットフォーマーでもあるあリクナビ」「マイナビ」から自社のみで母集団を形成できる大手(人気)企業が一部抜けはじめたことにある。リクナビマイナビ内で企業名で検索すれば分かることである。

どういうことかというと、リクナビマイナビから抜けることで、自社のサイトにわざわざアクセスしてエントリーして来る学生のみに絞られたため、大概の企業が選考量が厳選されたというのだ。

結果、一括採用の選考稼働が減り、空いた稼働でダイレクトリクルーティングに乗り出すことができたというのだ。企業によっては、新卒採用の人事チームの中に、ダイレクトリクルーティングチームと一括採用チームがいるそう。

 

今後、新卒採用がダイレクトリクルーティングのみになることはないだろう。
ただ、今が過渡期である以上、新卒の採用スタイルが優秀な層から確実に変わってくることは確か。

学生サイドから見ると、企業からスカウトが来たのだから、面接を受けるにしても心持ちが違う。そして内定を2、3つは持っている状況になっていれば、シュウカツするにしてもその内定より行きたいところがあれば自らエントリーすれば良いので、遥かに「脱・シュウカツ」に近づくのでは?

 

日本の就活がこんなことになっているホントの理由は?!

先日、シリコンバレーから来日していた500の投資家の方々のプレゼンを聞きにいった際に、Joinnyを飛び込みで見てもらう貴重な機会がありました。
その時に、日本の就活と海外の就活が違いすぎるのでサービス提供の前提の認識がそろわず、大汗をかきまくりだったのですが、海外と比較することで今の日本の就活事情を再認識する良い機会になりました。(私の説明をフォローして下さった500 KOBEの山下さん、500 japanのぐんまみちゃん、本当にありがとうございました)


▶︎日本の就活(新卒)を海外と比較して、違いを考察してみた

1、終身雇用の傾向が強く人材流動性が低い。よって人材確保を新卒でおこなう傾向が強い

2、一括採用(同時期にエントリーがはじまり、同時期に選考し、内定、入社する)

3、海外は、専門性やインターンや課外活動による「実績(事実)」を重視する一方、日本は面接やESなど”対策可能な試験”によって選考されている。

 

あくまで個人の分析です。

もちろん、一括採用はすこしずつ崩壊されつつあったりStartupは全然事情がちがうので追ってまたのエントリーで。ただ、この季節、外に出れば制服のように就活服をきた学生に会わない日はないし、9割はこの「就活」なのかなとおもいます。

ここで問いたいのは、1の結果2になり、2の結果として3になっているんじゃないか?ということ。この就活が、候補者も会社側もお互いを理解して、マッチした同士が出会って入社する率が高い方法かというとNOだと思います。
じゃあ、どうしたらいいのか。

私は、教育事業や人材育成のバックグラウンドなので候補者サイドで考えがちです。

学生さんからも、人事の方からも、そしてそれをこの時期、就活生を毎年見守っている社会人の皆さんからも意見を聞きたいです。

Joinny the PITCH #Vol1を開催しました!

参加者全員が、2分で自分のプロジェクトや仕事についてピッチするイベント「Joinny the PITCH」の第1回を原宿で開催しました✨✨

 

一番の気づきは、「2分ってすごい」です(笑)=「3分にしなくて良かった」です。
「森さんが、2分で味をしめた感がヤバい」と言われましたが…。

よくある、ポイントは3つみたいなことが2分だと、ポイントは1つ、あるいは2つに絞られるんです。だから質疑応答でみんなの聞きたいことに答える方式。その質疑応答も1分に限られているので、懇親会が脅威の共感と盛り上がりの嵐でした。

 

テーマは、ロボットからデンマークの保育の話まで・・・
今回はテスト的に開催したので、Joinnyの事務局から1人1人出場者をスカウトさせていただきました。超広範囲。高2〜院生〜社会人まで幅広く参加してくれました。

写真がランダムで誠に申しわけない💦

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▶︎Amo Ride(自転車シェアリング)※クラウドファンディング中

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▶︎島tech

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▶︎Founder from joinny

▶︎再生医療

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▶︎豊橋観光&地域アプリ開発from Nagoya
(ピッチでは言ってなかったけど、豊橋市が市としてサイネージや広告をしてくれたのは、アプリを開発した後に勇気を出して自分から市役所に電話したことからはじまったそうです。)

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▶︎エンジニアさん from joinny

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-活動家--
▶︎デンマーク留学で見た北欧の保育 from Nagoya

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▶︎浅草kanji house主催

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▶︎社会人fromドワンゴN高
now registering

2部
▶︎tento.tech(テントの中でプログラミングしてる集団)

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▶︎ロボコン出場ロボット②

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▶︎摩擦学 from 東北大

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▶︎社会人 from facebook japan

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<新機能リリース:活動証明>自分の活動や実績をどうやったら伝えられる?


自分で登録した「活動ログ」を主催者や一緒に活動した仲間に証明・コメントしてもらう「活動証明」を本日リリースしました。

 

ハイ、百聞は一見にしかずです。

さっそく、リリースしたてホヤホヤのやつ、インターンの耕太郎くん@福島に使ってもらいました!こんな感じです!

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使い方

①マイページから活動ログを登録・公開

②マイページに戻り、この活動を証明依頼するという赤ボタンをクリック

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③依頼画面で、その活動の主催者や、一緒に活動した仲間のメールアドレスを入力して依頼を送ります。

3分以内に終わります(笑)

Joinnyに登録している方、是非、やってみてくださいね。

 

どんな時に使うの?

就活の時に大学生から聞く悩み事で、

「メンバー○○人の学生団体XXXXで代表しています」というと、すぐインパクトや実力が伝わりやすいけど、副代表とか、裏方で頑張っていた場合、チームの実績になってしまって個人的に何をしたのか第3者に伝えるのが難しい、という話をよく聞きます。

そんな時に、ファクトだけ自分で登録して、どう振る舞ったかなどのパフォーマンスは誰か他者に証明・コメントしてもらうという方法がこの「活動証明」です。

 

国際バカロレア生はみんな使ってる

実は、この活動証明、すでに国際バカロレア生には主流になっているようです。

ちょうど、オーストラリアの国際バカロレア高校に通っているNatsuちゃんがStartupbaseU18に参加してくれた時、その主催者である私に、オンライン上で、

活動証明依頼がメールで飛んで来たんです。

ManageBac


※国際バカロレアでは、「CAS」と呼ばれている「Creativity(創作),Action(運動),Service(主に奉仕活動)」課外活動を重視していて、やっていないと単位がもらえません。

学校の外、組織の外で、個人が主体的に活動していることもプラスの評価にしたいという動きは企業でも広がって来ていますよね。それを、学校側(組織側)が知り得るために開発された仕組みです。


学部単位や、プロジェクト、チーム単位での利用も可能です。
Joinnyは、事前登録段階ですが興味のある方はご連絡ください。

▼お問い合わせ

https://joinny.jp/contacts/new

 

ちょっとずつ、サービスっぽくなって来た!

ここ最近、Joinnyでできることが増えたのでお知らせー。

 

①検索をリリース(2017.3.9リリース)

Joinnyのメンバーに限り、ログインするとメンバーをキーワードで検索できるようになりました!

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②tagを7つまで入力できるように!(2017.3.28)

当初3つしか入力できなかったtagを、入力画面のUIを変えて自由に7つまで入力可能にしました!フロントは、高校生エンジニアのreizouくんが開発してくれました。UI変えたとたん、max7つ設定してくれているユーザさんがいて嬉しいです。

tagを入力すると検索にひっかかるので是非、設定してね!

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③オファー&コンタクトを送って通知、メッセージができるように(2017.4.5リリース)

これができて随分とサービスっぽい見た目になりました!
通知ができてから少しずつ「フォロー」も動いて来ました。Statusバーの横のメールマークからメッセージが出来ます。

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④メンバー一覧の並び順を変えました!(2017.4.5リリース)

ポートフォリオの充実度で、メンバー一覧を並び替えました。一度、会った人にJoinnyのポートフォリオを見てもらうと、え!意外に…なことにも興味があるんだと新たな一面をしってもらうこともありますが、未だ会ったことのない人が見たら、やっぱり「写真」があなたを伝える一番の情報だとおもいます。

というわけで、まずはphoto3に写真をいれてみてくださいね!

 

今日は、スタートアップから上場した某人材IT企業のエンジニアさんがjoinnyに興味を持ってくれてランチする予定で楽しみにしていたけど、風邪引いてしまったそうで来週に持ち越しになってしまったのでblogを書いてみました。 

書くまでが面倒ですが、書くと振り返れて楽しい。

 

今月からはJoinnyエンジニアのざきさんを紹介してくれたwebデザイナーのちかちゃんも手伝ってくれることになったので、スピードアップするぞ〜!!!

ベトナム人東大生の就活の悩み

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東北大のインド人留学生から紹介で、ベトナム人東大留学生に会いに東大駒場キャンパスへ。リモートセンシングの研究をしていて、衛星画像から防災データの分析をしているそう。先輩が起業した映像の会社も手伝っているらしい。

 

会う前にJoinnyを見てくれていて、開口一番「面白いことやっていると思った」というので、率直に「どこが面白いと思った?」と聞いてみた。

すると、「東大生も悩んでる。日本の企業は、スペックだけでパスできるけど、スペック以外のキャラクターを認識されていない(気がする)。そうするとアンマッチが心配だ」という。彼もPEAKなどの活動をしているが、まず日本の企業は関心を持たないと言う。

彼の研究室は10人いて、2人が日本企業に就職、2人が院に進学、残り6人は卒業したら他の国にいき、進学か就職だそうだ。

 

彼の言う悩みの原因は、本人のコミュニケーション能力の問題というのが一般的な解釈かもしれないが、一方で、企業側にも採用コミュニケーションにおいて力不足も原因があるとおもう。

 

よく採用は恋愛に例えられるが、

口説きたい相手に、

もしや、私の高収入だけが目当て、あるいは美貌だけが目当て

と感じられたりしたら、当然、逃げられてしまうのだろう(と、想像する)w
 

採用したい相手が見つかったら、口説く、相手のどこが良いと思ったのか、どこが必要なのかをフィードバックする。やっているようで、やれていないことが多い。

企業と候補者ではなく、1on1で対峙して相手を理解する。

 

Joinnyはそれを仕組み化します。

▼Joinnyでは、フルタイムエンジニアを探しています▼

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「問い」を自分につくれる人が、成長して行く

昨日、Joinnyの開発中にすごい学びがあって。

それは、

「htmlから複数のCSSをよぶことができる!」と言うことでした(笑)

あ、待って下さい…このレベル感にページを閉じようとした方、これは何かのたとえ話だと思って聞いて下さい(笑)本当はリアルに昨日起きた話ですが。

 

私は、htmlとCSSは1対1対応だと思っている、いや思い込んでいたわけです。この思い込み真っ盛りな人からすると

「htmlに2つCSSを設定することってできますか?」

っていう質問が出てこない。できない。


そう、ルールとして思い込んでいるコトに関しては、

質問すら出てこないと言う事実に、愕然としました。

Aということをインプットして、Aがわからなければ疑問はわくけど、Aがルールですって言われた場合、または、そう思い込んだ場合、そこに問いは湧いてこない。ある意味、自分の中でA、それ以上無しの状態で格納されている。

 

じゃあ、どうしたらそのルールを本当に 

①常識やルールを「本当にそうなのか?」と疑う

これは、「まさか****はできないよね」と、ルールと逆のことを考える習慣付けだとおもう。

②実験しまくること

実験すると、やはり壁にぶち当たって基本ルールだけだとすすめなくなる。
試行錯誤したり、窮地に追い込まれたりすることは、問いを生みやすいことは間違いない。もっと試行錯誤せねば。

 

<最後オマケ>

昨日、間借り中のデザイン事務所にあったForbes4月号に

イノベーションのジレンマ」の著者、クレイトン・M・クリステンセンが書いた

イノベーターの5つの能力というのがありました。

ここにも「質問力」って入ってましたよw

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